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個人事業者におすすめの会計ソフトは

      2016/04/13

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青色申告の65万円控除を受けるためには複式簿記が必須

先日、開業届を提出した際に青色申告承認申請書も合わせて提出してきましたが、これは青色申告を行うことで税制上の様々なメリットが得られるからということは以前のエントリーで書いた通りです。
そして、その特典のうちの一つは何といっても青色申告特別控除65万円控除なのですが、これ、青色申告で申告すればそれでOKというわけではなく下記の条件を満たすことが条件になっています。

1. 不動産所得又は事業所得を生ずべき事業を営んでいること
2. その取引について正規の簿記の原則(一般的には複式簿記)により記帳していること
3. その記帳に基づいて作成した貸借対照表及び損益計算書を確定申告書に添付し、この控除の適用を受ける金額を記載して法定申告期限内に提出すること

とりあえず1は普通に事業をおこなっていればOKですが、2と3は、ちゃんと複式簿記で記帳して申告時に貸借対照表と損益計算書を提出するようにということになります。

さすがにこれらをきちんとやろうと思ったら、やはり会計ソフトの使用が不可欠になってきます。

個人事業者におすすめの会計ソフトとは

個人事業者が使う会計ソフトを色々と調べてみると、今や主要なものはほとんどクラウド型のものになっているようです。
確かにクラウド上ですべて行えるのであれば、最新の税制に合わせたバージョンアップも不要だし、PCの故障などによるデータの紛失を気にする必要もありません。一応デメリットとしては情報流失などセキュリティ上のことが挙げられますが、ここはさすがに各社とも力を入れているはずなのでそれほど心配しなくてもよいのではと思います。そもそも個人PCで管理していたってウィルス感染などによって情報流出のリスクはありますし。
そんなわけで個人的には、財務会計などの比較的定型的な処理を行うソフトについては今後ますますクラウド型の普及が進んでいくのではと思います。

まずは、2016年4月現在で個人事業の青色申告に対応しているクラウド型会計ソフトで普及度の高いものを調べてみました。

MFクラウド確定申告

MFCloud MFクラウドはマネーフォワード社が提供するクラウド型の会計ソフトです。フリープランではなんと利用料0円で利用できます(ただし月間の仕訳件数が15件までという制限付き)。仕訳件数の制限のないベーシックプランで800円/月ですので、最初はフリープランで始めておいて取引が増えてきた時点でベーシックプランに変更するという使い方もできます。入力画面がシンプルで経理や簿記の知識がある人には使いやすいとの評判です。

freee(フリー)

freee こちらはfreee株式会社が提供するクラウド型会計ソフトです。個人事業主プランは980円/月または9800円/年。2013年6月にいち早くサービスを開始したクラウド型会計ソフトのパイオニア的存在です。
簿記の知識がなくても使えるようにという考えで設計されていて、経理の初心者でも仕訳を極力意識せずに直感的に記帳ができるというのが特徴のようです。

やよいの青色申告シリーズ

YayoiCloud パッケージ型財務会計ソフトの定番である弥生会計シリーズを展開している弥生の個人事業向け青色申告ソフトです。パッケージ型とクラウド型の両方がリリースされていて、クラウド型は年間8460円(セルフプラン)です。なんといっても弥生の製品という安心感はあります。

いずれのソフトも、メニューから取引を選ぶなどで仕訳データを自動生成したり各種帳票へ自動で反映できたりと記帳の手間をかなり削減してくれそうです。また、銀行やクレジットカード情報を登録しておけば、取引の都度自動的にデータを取り込んでくれる機能もあり、うまく使えば経理についてはかなり省力化できるのではと思います。

結局選んだのは・・

自分はMFクラウド確定申告を選びました。

決め手は単純ですがやっぱり料金の安さです。自分のような開業したばかりの事務所では、無料で使えるというのはやはり大きなメリットです。1か月あたりの仕訳も当面は15件も行かないと思うのでおそらく問題ないかと思いますし。
あとは、個人事業をやっていくならやっぱり経理の知識は必須だと思いますので、経理については引き続き勉強していくことを前提に考えたとき、仕訳のイメージで画面入力できるというのもMFクラウド確定申告がいいと思った理由の一つです。

というわけで、今後とりあえずはこれでしばらく使ってみて、なにか問題があればまた考えたいと思います。ちなみに、最悪どうしても変更したくなったら他社からのデータ移行もできるみたいです。

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