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個人事務所の開業にあたって当面必要なこと

      2016/04/13

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個人事務所の開設にあたって当面必要なこと

先月、個人事業主として事務所を開業しました。今回は、この開業をするにあたって色々と準備をしてきたことをまとめてみたいと思います。もちろん他にもまだしなければならないことがあるとは思いますが、個人事業(サービス業)をゼロから小さく始めるのであれば、まずはこのくらいが最低限必要ではと思います。

1. 開業届と青色申告申請

まずは何といっても開業届の提出です。これがないと始まりません。

と言いたいところなのですが、実際そんなことはなく開業届なして事業を行っている人はたくさんいるようです。(いずれにしても確定申告時には事業を行っていることが明らかになるので、その時点で開業扱いとなるようです)
今回は、青色申告の65万円の特別控除や純損失の繰越控除といった税制上の特典を受けるために、青色申告承認申請書も併せて提出しました。

ただし、前職を退職して開業する場合は、開業届を提出してしまうと失業保険の受給ができなくなるので注意が必要です。なので再就職か開業かでまだ迷っているのであれば、すぐに開業届を出さないほうが良いかもしれません。退職してから開業までは収入がなく不安になる時期でもありますので、このあたりは事前によく考えておくといいかと思います。
ただし、失業手当はあくまでも「就職したい」という意思を持って仕事を探してはいるが、まだ就職先が見つからない人への手当という位置づけのものなので、たとえ開業届を出していなくても個人事業の開業準備のために失業保険を受給すると不正受給になってしまうそうです。

2. 事務所オフィスの開設

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店舗などを構えるのでなければ、個人事業者が開業時に必要になるオフィスは、とりあえず下記の3形態のどれかになるのではないかと思います。

(1) 自宅オフィス(SOHO)

来客があまりないような事業であれば、やはり自宅兼オフィス(SOHO)がコストも手間もかからずいいのではないでしょうか。収益が不安定な開業当初はなるべく固定費は減らしたいところです。

(2) バーチャルオフィス

自宅をオフィスにするのは同じですが、住所や電話番号などの連絡先をバーチャルオフィスのものにできたり、電話対応や郵便物の転送などを代行してくれるサービスです。名刺などに自宅の住所や電話番号を記載したくない場合に使うとよいのではと思います。住所貸しだけなら1か月あたり数千円から可能なところもあります。

(3) レンタルオフィス

すでに設備が整っていて使える状態にあるオフィスを月単位などの比較的短期間で貸りる形態です。来客等がそれなりにあり、自宅のオフィスでは対応が難しいような場合はこのレンタルオフィスを利用するのがよいように思います。

私の場合は、外へ出かけていくことはあっても来客はほぼないことや、やはり収益が安定するまでは固定費の発生は極力避けたかったこともあり、自宅の一部を改造してオフィスを立ち上げました。(関連記事)

3. 名刺の作成

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個人事業を始めるとなれば、やはり自分の名刺が必要になってきます。
個人的には名刺作成は結構ハードルが高いものと思っていましたが、探してみるとネット上に名刺作成サービスを提供しているネット印刷屋さんが結構たくさんあり、それらを利用すると実は意外なほどカンタンにできてしまいます。ただ、どんな名刺を渡すかによって第一印象が決まってきますので、簡単に作れるとはいっても決して手は抜かないで作成したいところです。

私は下記のvistaprint(ビスタプリント)さんにお願いしました。
vistaprint(ビスタプリント)

webページ上にあらかじめいくつかのテンプレートが用意されているので、そこから気に入ったデザインのものを選んで、あとはネット上で自分の名前や屋号、連絡先などを入力するだけでOKです。完成したらそのまま注文でき、数日後には印刷された名刺が自宅に届きます。価格も100枚で980円とお手頃でした。
もちろんテンプレートなど使わずにIllustratorなどを使って自分のオリジナルデザインを作って印刷だけを依頼することも可能です。

私の場合は自分でデザインする自信がなかったのでテンプレートから作成しましたが、誰かとかぶるのも嫌だったのでシンプルなデザインのものにしました。同じデザインでも文字の配置や大きさ、フォントなど少し変えるだけで印象がかなり変わりますので丁寧に何度もプレビューで確認しながら微調整するとよいと思います。

4. 個人事業用の銀行口座開設

必須ではないかもしれませんが、やはり個人事業を開業したら、プライベート用とは別に事業専用の銀行口座を新たに開いた方がいいと思います。
個人事業だとどうしても公私の境界があいまいになってくるので、1つの銀行口座のままだと、きっと個人で使用したお金と事業で使用したお金の区別がつかなくなり、確定申告の時など後で非常に面倒なことになりそうなので、私は事業用に専用の銀行口座を開設しました。口座を分けておくことで事業の採算性の把握もしやすくなるのではとも思います。
最近は、手数料も安く24時間手続き可能な便利なネット銀行も多いので、融資を受けることなどを当面考えていないのであればネット銀行がお勧めです。

ちなみに、公私のお金を分けて管理するという意味では、クレジットカードも事業用のものを作った方がいいと思います。ただし、これは信用力のあるサラリーマンのうちに作っておくことを強くオススメします。
実際、私は先に退職してからクレジットカードに申し込んだところ、審査落ちしました。。

5. 会計ソフトの導入・設定

会計ソフトは複式簿記での帳簿付けを行うための強い味方となります。というか、自分自身で(税理士などにまかせずに)帳簿付けを行うのであれば、会計ソフトの利用はまず必須だと思います。私は先日の記事でも書いた通り、MFクラウド確定申告を使うことにしました。

1週間ほど実際に少し使ってみましたが、この仕訳の入力画面などは非常にシンプルで使いやすく、今のところは全く問題なく使えています。
MFCloud_Input

というわけで、とりあえずは開業にあたって自分が今まで準備してきたことをまとめてみました。これからも必要なことが出てきたらその都度また紹介していきたいと思います。

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